よくあるご質問
1. ガイナ・ノン結露の特徴・性能について
ガイナの断熱性能は経年変化しますか?
特殊セラミックが断熱効果を発揮しますので、塗膜表面が経年による汚れの影響を受けたとしても断熱性能は劣化しません。
塗布後の臭いは残りますか?
ガイナ・ノン結露とも充分な換気を行ってください。一般的には数日で臭いは気にならなくなります。内装向けに低臭タイプもご用意しております。
どのような物・材料に塗布する事が出来ますか?
ガイナ専用下塗材をご用意しております。鉄、コンクリート、モルタル、木、非鉄金属、ガラス等の殆どの材料に塗布可能です。
塗布出来ない材料はありますか?
ポリプロピレン(高密度)、フッ素加工品、テフロン加工品等です。
カラーバリエーションは何色ありますか?
ガイナは300色以上に対応が可能ですが、基本色として52色のバリエーションをご用意しております。ノン結露は日本塗料工業会の色番号でN-95、25-90A、25-90D、25-75B、69-80H、N-65、35-80B、02-90D の8色があります。ご注文時は実物の色をご確認ください。
※日本塗料工業会の色番号の近似色です。実際の塗布色は全て近似色、近々似色となりますので、予めご了承ください。
ガイナは着色による断熱性能への影響はありますか?
濃色は遮熱性能が下がりますが、ガイナの特性の断熱性能への影響はありません。
ガイナは着色による遮熱性能への影響はありますか?
濃色は遮熱性能が下がりますが、ガイナの特性の断熱性能への影響はありません。
既存壁の濃いペンキの上に塗った場合、下地の色は出ませんか?
塗布量が規定値なら下地の色は出ませんが白系のシーラー・プライマー等を使って色を抑えて使用することをお勧めします。
透明タイプのガイナ・ノン結露はありますか?
ガイナ・ノン結露ともに透明タイプはありません。全て着色にてご使用頂いております。
ガイナの耐熱温度は何度から何度までですか?
-100℃~+150℃です。但し、施工は常温の環境で行ってください。
ガイナは氷点下での断熱効果はありますか?
塗膜乾燥後は氷点下においても十分に効果を発揮します。
ガイナを塗布した場合、室内が夏に涼しくなるなら、冬は寒くなってしまいませんか?
冬は熱源が室内にあり、断熱性能によりその熱が外へ逃げていくのを防ぎます。詳しくは「ガイナの寒さ対策 断熱・保温」をご覧下さい。
内装に塗布した場合のシックハウス・安全性が心配なのですが。
ガイナ・ノン結露は環境にやさしい水性塗料です。 また、室内使用基準であるF☆☆☆☆(フォースター)取得製品で安全性を確認しています。
ガイナは屋上防水等の防水材として使用できますか?
防水材ではありませんのでトップコート(保護材)として使用して頂く事により、防水材の保護及び躯体の伸縮にも性能を発揮します。
天井に塗った場合、なぜセラミックが表面に出てくるのですか(浮力の道理に反するのでは?)
水分が空気中に放出され乾く過程で、毛細管現象により塗膜表面にセラミックが引っ張り出されてくるからです。
塗替えを行う年数の目安はどのくらいですか?
ガイナの主成分である特殊セラミックが紫外線に対して非常に強く、一般環境下で15~20年が目安です。詳しくは「ガイナの紫外線対策 建物長寿命化」をご覧ください。
塗替え時の注意事項を教えて下さい。
一般塗料の塗装と同じ工法で行って下さい。
2. 施工・工具について
下地処理の方法を教えて下さい。
下地に適した下地処理(ケレン、目荒らし、洗浄等)を必ず行い、錆び、汚れ、藻、カビ等を良く落とし、清浄な面としてから、ガイナ専用下塗材もしくは下地に適したプライマー・シーラー等を使用して施工してください。
どのような工具で施工できますか?
一般的な塗装工事に使用している刷毛、ローラー、コテ、エアーコンプレッサー、エアレス塗装機、温風低圧塗装機、塗装用各種ガン(エアーガン、エアレスガン)等です。ご希望の仕上げによって様々な工具をご利用頂けます。
材料の調整・攪拌はどのようにすれば良いのですか?
ガイナ・ノン結露ともに特殊セラミックの粒子が上部に浮いてきていますので、水道水で希釈し粘度を調整しながら、攪拌機で攪拌する必要があります。
※必ず羽根付きの電動攪拌機にて充分(3~5分程度)攪拌して下さい。
ノン結露は結露が発生している時期に施工できますか?
ノン結露は水性ですので、下地に水分を含んでいたり、結露が発生している時期は施工を避け、塗膜の乾燥時間を充分とれる時期に施工して下さい。
希釈材、希釈率を教えて下さい。
ガイナ・ノン結露は水性です。塗布しにくい場合は希釈材として水道水を足し、施工しやすい濃度にしてから使用下さい。
希釈率の目安
ガイナ | 刷毛・ローラー | 0~1,500cc/14kg缶 | |
---|---|---|---|
ガン吹き | 0~3,000cc/14kg缶 | ||
ノン結露 | 下塗材 | 刷毛・ローラー | 0~750cc/7kg缶 |
ガン吹き | 0~1,000cc/7kg缶 | ||
仕上げ材 | 刷毛・ローラー | 0~1,500cc/15kg缶 | |
ガン吹き | 0~3,000cc/15kg缶 |
※希釈しても、塗布量は規定面積で使用して下さい。
性能保持に必要な使用量はどの位ですか?
ガイナ
- 断熱、遮熱、防音
- :30m2/14kg缶、0.46kg/m2(2回塗り以上)
- 断熱、遮熱
- :35m2/14kg缶、0.4kg/m2(2回塗り以上)
※一度に厚く塗布すると亀裂の発生する恐れがあります。
ノン結露
ノン結露1セット(下塗り材7kg・仕上げ材15kg)で最大20m2の面積で使用して下さい。
ノン結露は塗膜が厚いほど効果を増します。
結露発生の激しい場所での使用は販売店へお問い合わせください。
仕上がり具合の感じはどうなりますか?
ツヤ消し仕上げになります。ガイナの独特な落ち着いた仕上がりになります。
塗布後、次の工程に移る時間はどのくらいですか?
環境に左右されますが、下記が目安となります。
- ガイナ
- :夏季1-2時間/冬季3-4時間程度
- ノン結露下塗材
- :4時間以上
- ノン結露仕上げ材
- :20時間以上
使用後の缶処理方法を教えて下さい。
産業廃棄物として適切に処理してください。缶に付いたガイナ・ノン結露は、ヘラ等でこすると綺麗に取れますので、バケツ・ごみ箱・小物入れ・工具入れ等アイディアを活かして再利用も可能です。
作業上の安全注意点を教えて下さい。
取り扱い中は、できるだけ皮膚に触れないようにし、必要に応じて保護めがね、保護マスクを着用して下さい。また、作業中及び乾燥中ともに充分な換気をして下さい。詳細は施工要領書をご覧ください。
ガイナ・ノン結露塗布後の刷毛、ローラーを洗浄した水は下水に流しても大 丈夫ですか?
下水には流せません。凝固材(消石灰等)で固めて産業廃棄物として処理して下さい。
詳細は各地方自治体にご確認ください。
作業中、皮膚に付いたガイナ・ノン結露はどのように取れば良いですか?
直ちにお湯で洗い流してください。
3. 材料価格・工事費用について
納期は何日かかりますか?
即納対応色(20色)は受注後3営業日以内、着色(ノン結露含む)は7~10営業日以内に出荷します。大口のご注文については別途ご相談ください。
材料の使用可能期間を教えて下さい。
商品到着後、3ヶ月以内にご使用下さい。保管する場合は直射日光を避け、暗冷所で密閉した状態で保管してください。
製品の価格はいくらですか?
ガイナ 1缶(14kg)
- 白色
- :66,000円(税別)
- 着色
- :68,000円(税別)
ノン結露 1セット(下塗り材7kg、仕上げ材15kg)
- 白色
- :定価 93,000円(税別)
- 着色
- :定価 95,000円(税別)